県北コース②

長崎県

※本ツアーは終了しました。

県北コース②のイメージ

冒険スポットをまわってNintendo Switchや冒険グッズを当てよう!

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長崎県内のトヨタ販売店もしくはトヨタレンタリース各店に行ってたまったスタンプ画面を見せると・・・

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 *各店のレンタカーをご利用いただいた方が対象
 *一部商品を除く

※特典の詳細は「コース」画面 から確認できます。

「冒険する長崎プロジェクト」とは

子育て世代にとって、「今度の週末はどこに行こう」というのは大きな悩み。
長崎県には、成長期の子どもの多様性や課題解決能力を育む、 地元ならではの貴重な体験資源が無数にある。 本プロジェクトでは、長崎県全体を「冒険マップ」と見立て、 埋もれていた文化・自然体験を”冒険アクティビティ”として顕在化。 “ワクワクを探しに出かけよう”を合言葉に、 子どもたちの豊かな原体験づくりを、 長崎県全体で連帯し、創造していくプロジェクト。

運転中のスマートフォン使用は法律で禁止されております。交通ルールを守り楽しんで下さい。

冒険県 冒険する長崎プロジェクト
http://boken.nagasaki.jp/

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「83466」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

たびら昆虫自然園

長崎県平戸市

たびら昆虫自然園のイメージ

たびら昆虫自然園は、昆虫写真家として有名な栗林慧さん(地元田平町の出身)の提唱で、約30年に前に誕生した施設です。コンセプトは、昔の日本の風景にあった畑や川、池、林などの里山の環境を残し、そこに集まる昆虫などの生きものを自然のままに観察するというもの。普通に歩いていては虫の生態に気づけないことから、解説員が解説しながら、いっしょに歩くのが基本となっています。
今回は、管理作業員の白石基騎(もとき)さんが担当。早速、見せてくれたのが、カブトムシの幼虫です。子どもたちもいきなりの遭遇にびっくり。これは、これから何だか楽しいことが起こりそうな予感がします。

「これは、カマキリの卵。5月は、子どもたちがたくさん生まれる時期なんだよ」と白石さん。園内の観察ゾーンに沿って歩いて、昆虫を探します。「ホラ、いた!バッタだ!」。白石さんが見つけたバッタを結翔くんの手に乗せます。結翔くんは、初めての体験に大興奮です。
観察ゾーンは、一見すると手入れされていないように見えるけど、虫たちが過ごしやすく、また、観察しやすいように白石さんがほぼ毎日、草を刈ったり、環境の整備をしているんだそうです。敷地は約4haあるそうですから、大変ですね。

園内には、食べられる植物もあります。桑の実もその一つ。「食べられるの?」子どもたちが興味津々で、パクリ。
「オイシイ!」、意外な感想が帰ってきました。アレ、いつの間にか、口の周りが黒くなっているよ。甘酸っぱくて美味しいけど、食べ過ぎは注意しないとね。

池・水辺のゾーンでは、水草が植えてあり、水面と水中の昆虫が観察できます。子どもたちが注目したのが、トンボの幼虫、ヤゴ。大きさや形が全く違うのに驚いていました。

観察ゾーンを回るうちに、子どもたちは自分たちで昆虫を見つけたり、植物の様子について質問することが増えるようになりました。自分の目で見て、手で触れるということは、本当に刺激的なことなんですね。
わずか1時間半程度の体験でしたが、子どもたちにとって、とても貴重な時間になったようです。
たびら昆虫自然園では、昆虫ゾーンで観察するための学習の場として、昆虫館もあり、中には見逃せない世界中のカブトムシやクワガタの標本などもあります。
ぜひ、訪ねてみてください。

インフォメーション
スポット名 たびら昆虫自然園
TEL 0950-57-3348
住所 〒859-4823 長崎県平戸市田平町荻田免1628-4
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 あり(無料/約70台)
営業時間 9:00〜17:00
定休日 月曜日・及び12月29日〜1月3日
(夏休み期間中は除く。月曜日が祝祭日の場合はその翌日)
対象年齢 全年齢
料金 大人 410円
小・中学生 300円
幼児(4歳以上) 150円
アクセス 佐世保駅から車で約50分
公式サイト http://www.hira-shin.jp/

掲載日: 2018/06/27
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

平戸城

長崎県平戸市

平戸城のイメージ

長崎県の西の端に位置する「平戸市」は、古くから海を通じた交易が盛んな場所で、出島が出来る前、日本最初の西洋貿易港として栄えました。
平戸市の北部にはシンボルである平戸城とその城下町の面影が今でも残っています。平戸城の敷地は現在では亀岡公園として「平戸くんち」などのイベントも行われます。城下町としての平戸がどんなところだったのか、いくつかのスポットを訪ね、その歴史を辿ってみましょう。

平戸大橋を渡って少し北に行くと平戸城が見えてきます。小高い丘の上に立てられたこのお城は、別名「亀岡城」とも呼ばれ、元々は1225年頃に松浦(まつら)氏によって築かれましたが、その後火事で焼失したため、江戸時代の1704年に当時の平戸の5代藩主松浦棟(たかし)によって再築が始まり、1718年に完成しました。ところが明治になると一部の建物を残して解体。現在の建物は1962年に平戸市により復元されたものです。城の中は資料館になっていて、昔使われた鎧や刀、食器などが陳列されています。また、1600年代に外国人によって描かれた平戸城の絵が残っていますが、それを見ると立派なお城であったことがうかがわれます。

平戸城の天守閣からは平戸港、平戸の市街地、そして天気の良い日には遠くに平戸大橋が見えます。平戸城は高台に建てられていて、天守閣に着くまではいくつもの坂道や階段を登らなければいけませんが、天守閣からこうした絶景を見るときっと疲れもふっとんでしまうことでしょう!ぜひ頑張って登って展望してください。

平戸城は三方を海に囲まれているので、海がお堀の役を果たしてくれています。そして、高台の崖に沿って城壁が作られています。城の建物はほとんどが復元されたものですが、昔のもので残っている物もあります。その一つが1704年の再築城の時に取付けられたくぐり戸「北虎口門扉」。これは城の北側の守りとして大事な役目を果たしました。その他、敷地内では狸櫓(たぬきやぐら)や見奏櫓(けんそうやぐら)、二ノ大手櫓(にのおおてやぐら)の跡などを見学することができます。

平戸城のある亀岡公園の西側は城下町になっています。この城下町と亀岡公園をつないでいる橋の一つが重要文化財に指定されている幸橋(さいわいばし)です。この橋が造られたのは1669年でしたが、それまでは船で行き来していました。最初の橋は木橋。1702年に石橋に変えられました。幸橋は別名「オランダ橋」とも呼ばれています。それはオランダの技法を習得した石工によって造られた橋だからです。美しいアーチが特徴です。
城下町では平戸ならではの風景を見ることができます。メインストリートから小道に入り、石畳の階段を歩いて行くと見えてくるのが光明寺や瑞雲禅寺(ずいうんじ)、そして平戸ザビエル記念教会です。寺院と教会が一緒になった風景は平戸の貴重な歴史遺産だと言えます。
平戸市街地の南部には「西の高野山」と言われる真言宗のお寺「最教寺(さいきょうじ)」があります。朱色の三重塔が美しく、国指定の重要文化財や貴重な美術品を展示しています。

平戸城がある敷地「亀岡公園」には亀岡神社と護国神社があります。亀岡神社は1880年に現在の場所に移築し、落成したものです。松浦藩主が祀(まつ)られています。春には桜が満開になり、10月には「平戸くんち」が行われます。
護国神社は日本全国各地にありますが、平戸城の隣にも護国神社があります。亀山神社からは歩いて3分。名前の書かれた石碑が立ち、古めかしい神社の建物が見えます。

平戸はキリシタンやオランダとの交易で有名なところですが、平戸城やその城下町、そして神社など日本特有の文化も色濃く残っている所ですね。西洋の文化の影響を受けながら発展した城下町平戸には他では見られない風景も見ることができます。ぜひ訪ねて、そのユニークな歴史の跡を辿ってみてください。

インフォメーション
スポット名 平戸城
TEL 0950-22-2201
住所 〒859-5121 長崎県平戸市岩の上町1458
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 乗用車50台収容のレストハウス駐車場
無料
営業時間 8:30〜17:30
定休日 12月30日・31日
(薫蒸作業等による休館もあります)
※2019年1月から2021年3月まで改修工事のため閉鎖されている施設もあります。
対象年齢 全年齢
料金 大人   510円
高校生  300円
小中学生 200円
アクセス 平戸大橋から車で約5分
公式サイト https://www.hira-shin.jp/hirado-castle/index.html

画像:©平戸市文化観光商工部

掲載日: 2019/04/12
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。

オランダ商館

長崎県平戸市

オランダ商館のイメージ

長崎県平戸市北部の海岸端にある「オランダ商館」は、江戸時代に日本と交易を始めたオランダの東インド会社が設置した商館です。現在建っている商館は復元されたものですが、館内には当時の様子を伝える資料が展示されています。また商館の周辺には「オランダ埠頭」「オランダ井戸」「オランダ塀」などの遺構が残っていて、その当時のオランダ商人の生活や活動の様子が窺われます。

オランダ商館は1600年代に作られました。徳川家康が天下を統一して江戸幕府を開いてから間もない1609年に海外交易が許されたので建設されたものです。海外交易の商館としては長崎市の出島が有名ですが、平戸のこの商館は出島よりも前に作られた日本で初めての外国人のための貿易拠点でした。
建設後約30年使われていましたが、海外交易が出島だけに限られるようになると、平戸のオランダ商館は解体されてしまいました。
その後長い間放置されていましたが、2000年が日蘭通商400周年であったことから、これをきっかけに商館の復元計画が考案されました。復興計画は、1639年に建設された日本で初めての洋風建築倉庫をモデルとして復活させるというもので、復元された建物は2011年に完成し一般にオープンしました。

オランダ商館の内部も1639年当時の建築様式にならって復元されたものです。まず樹齢700年になる木から切り出した約50センチメートル四方の太い柱が1階に11本、2階に10本建てられ屋根と天井を支え、天井には何本もの梁が組み込まれています。外観は洋風でありながら、内部には日本の建築様式が使われていることがわかります。
展示コーナーは時代別に分けられていて、各時代の資料や関係者の肖像画、またオランダ船の絵、そして当時置かれていた大砲などが展示されています。

もう一つ見逃せないのが、徳川家康が1609年に発給した朱印状(渡航許可証)です。これはオランダ使節に対して発行されたもので、どこの港に寄港して良いかということが書かれています。

オランダ商館から約100メートル離れた所には、「オランダ埠頭」があります。昔ここにオランダの商船が停泊し、海外から運んで来た物を降ろしたり日本の物を積み込んだりしました。今でも石畳の足場と石垣の階段が残っていてその頃の様子を偲ぶことができます。
その他商館の基礎となった石垣の跡も残っています。元の商館では切り出した砂岩が21,000個使われていたため、復元された建物も、元の建物に忠実にということで、同じように21,000個の石を使っています。

オランダ埠頭と道路を隔てて反対側にあるのが「オランダ井戸」です。小さな遺構ですが、「オランダ井戸」と書かれた札が石垣の塀にかかっているのですぐわかります。茶色のシンプルな門をくぐると大小2つの井戸があるのがわかります。この2つは下の方でつながっています。大きい井戸はそこから直接水を汲むためのもので、小さい方はオランダ商館につながっていて、その中の水は料理用に使われたと言われています。現在、このエリアは手入れがされ、井戸のカバーもオレンジ色の新しい木材で作られていますが、整備される前は古い木材のカバーが乗っていました。

さて、最後の見学スポットは「オランダ塀」です。オランダ井戸から20メートルほどさらに西に進んだ所にあります。長崎市にある「オランダ坂」と似ていますが、オランダ塀は高さが2メートルあり、どちらかというと城壁に近いイメージがあります。実際、坂道の上に30メートルに渡って作られたこの塀は、オランダ商館のほか、当時このエリアにあった倉庫、火薬庫、病室等を日本人の目から隠すための垣根として作られたと言われています。

日本で最初に作られた外国人商人のための交易拠点「平戸のオランダ商館」の様子をお伝えしました。この建物の周辺には、その他、埠頭や井戸、そして塀など、鎖国される前の日本の国際交易の歴史を体感できるものが残っています。ぜひ訪ねて見学してみてください。

インフォメーション
スポット名 オランダ商館
TEL 0950-26-0636
住所 〒859-5102長崎県平戸市大久保町2477番地
※お出かけの際には事前に位置をお調べすることをお勧めいたします。
駐車場情報 なし
※近くの「平戸港交流広場駐車場」を利用可
営業時間 8:30〜17:30
定休日 6月 第3 火・水・木曜日
対象年齢 全年齢
料金 大人  300円
子ども 200円
アクセス MRたびら平戸口駅から車で約10分
公式サイト http://hirado-shoukan.jp/

画像:©長崎県観光連盟

掲載日: 2019/06/25
※掲載している情報は記事公開時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際には事前に各施設へお問い合わせください。