香春10山 スタンプラリー

田川郡

※本ツアーは終了しました。

香春10山 スタンプラリーのイメージ

筑豊のシンボル「香春岳」は五木寛之の「青春の門・筑豊篇」で有名な山で、一ノ岳は石灰の採掘で半分ほどの高さになりましたが、香春町の名前の由来にもなった山です。

香春町にはその他にも300m~760m程の素晴らしい低山があります。
この低山を10座登るスタンプラリーにチャレンジしてみましょう!
この10山のスタンプをコンプリートすると素敵な香春町のオリジナルグッズが貰えますよ。


▶▶▶ご注意▶▶▶
※⑥牛斬山の登山道について※
円陣の滝公園『長光新道登山口』からの登山道が
林道工事中のため通行止めとなっております。
大変、申し訳ございません。

登山道が途中なく、道に迷われると思いますので、
『長光新道』の登山道は通らず、
牛斬山までのルートは
『矢山登山口』からか
『香春岳登山口採銅所峠五徳牛斬登山口』から
登るように、お願いいたします。


※赤牟田の辻⇔牛斬山の登山道について※
現在草刈りができていない状態です。
トレイル整備が終わりましたらお知らせ致しますが
それまではこの間の縦走はお勧めできません。
大変申し訳ございません。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「60873」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

障子ヶ岳

福岡県京都郡

障子ヶ岳のイメージ

障子ヶ岳(しょうじがたけ) 427m

◇主要登山口=味見峠桜公園(駐車スペース12台、100m手前にも5台ほど可能)

◇歩行時間=約1時間50分(往路=1時間/復路=50分)

障子ヶ岳は、戦国時代の山城跡が今なおくっきりと残る歴史の山です。南北に延びる縦長い山容を有し、国道322号を挟んで西の香春岳と対峙しています。
 登山口は、桜の名所として知られる県道64号沿いの味見峠にあります。登り始めは少しだけ急ですが、南北に延びる稜線に出ると遊歩道のような平坦な道が続きます。そのため、子ども連れでも大丈夫。春にはヤマザクラをはじめ、ヤブツバキやスミレの花が登山道脇で見られ、お花見ハイキングを楽しめます。
 山頂部には本丸跡、二ノ丸跡、北ノ丸跡、馬場跡、空濠(からぼり)跡などが往時の姿を明瞭に残しています。広々とした山頂(本丸跡)からの展望はことのほか雄大で、平尾台、貫山、福智山、牛斬山、香春岳などほぼ360度。遠く東には周防灘(豊前海)を望みます。

大坂山(飯岳山)

福岡県京都郡

大坂山(飯岳山)のイメージ

大坂山 (おおさかやま) 573m
                                                                 ◇主要登山口=呉ダム渓流公園(駐車スペースは3か所あり計31台可能)

◇歩行時間=約3時間(往路=1時間40分/復路=1時間20分)

大坂山は、飯岳(いのたけ)山の別名を持つ大きな山体の山です。香春町役場の東にどっかと鎮座しています。登山口は、国道201号そばの呉ダム渓流公園。駐車場、トイレを備えています。

 登山道は九州自然歩道を兼ねており、よく整備されています。林道を何度か横断し、やや急な上りもありますが、ペースを保ってゆっくり歩けば、子ども連れでも登れます。危険なところは特にありません。途中には「雪穴」と呼ばれる古い時代の冷蔵施設(氷室)の跡も見られます。

 公園ふうの山頂にはテーブルやベンチが設置され、のんびりくつろげます。ランチでお腹を満たしたら、山頂から西へ少し下ったところにある薬師ノ頭(やくしのかしら)へ足を延ばしましょう。田川盆地を望む大きな展望を楽しめます。なお、尾根続きの愛宕山や小富士山との縦走も可能です。

愛宕山

福岡県田川郡

愛宕山のイメージ

愛宕山(あたごやま) 488m

◇主要登山口=湯山第一登山口(駐車スペースは約5台あり)
◇歩行時間=約2時間10分(往路=1時間10分/復路=1時間)

大坂山の頂から北西へ延びる長い尾根上のピークが愛宕山です。ルートはいくつかありますが、香春町役場の東側、国道201号高野口交差点から南東方向へ進んだところにある湯山第一登山口からの登山道がメインの登路。駐車場が整備されています。
 登り始めには「浦松桜」「八叉の山桜」といったヤマザクラの巨木が点在し、春の開花期には華やいだ雰囲気に包まれます。また、「椿台」とよばれるヤブツバキの森もあります。全体的には美しい照葉樹が多く、森林浴にぴったり。クマノミズキ展望所でちょっと休憩。西山へ。同様、展望が開けます。

 途中にやや急な上りもありますが、登山道はよく整備されており、道標類も豊富で、迷うところはありません。子ども連れでも十分登れます。山頂は縦に長く、頭上が開けて開放感たっぷり。のんびり昼寝でもしたくなるような素敵な空間です。

小富士山

福岡県田川郡

小富士山のイメージ

小富士山(こふじやま) 337m

◇主要登山口=道の駅香春万葉公園

◇歩行時間=約1時間30分(往路=50分/復路=40分)

 小富士山は、愛宕山山頂から北に延びる支尾根上にあります。後醍醐天皇の皇子、懐良(かねよし)親王ゆかりの山といわれています。懐良親王が肥後国に下向の際「駿河なる藤の高嶺は名のみ聞く、香春の里に富士を見んとは」と歌ったように「富士山」の名を持つのは、北側から望む山姿が円錐形に見えるからです。
 
 登山口は、国道210号沿いの道の駅香春万葉公園にあります。駐車場、トイレはもとより、昼の弁当も買えて便利です。
 登り始めの谷間の道は高圧線鉄塔に出るまでは急登。また、懐良台の手前にもやや急な上りがありますが、それ以降は比較的なだらかな尾根道が続き、鶴が峠(たお)、小富士前山といったランドマークを通過すれば、ほどなくして山頂に到着です。山頂からの展望は樹間にわずかしかありません。

 小富士山は登山口からわずか50分足らずと手軽に登れるため、尾根続きの愛宕山や大坂山へ足を延ばす人が多いようです。

三ノ岳(香春岳)

福岡県田川郡

三ノ岳(香春岳)のイメージ

三ノ岳(香春岳)508m

◇主要登山口=五徳峠(駐車スペース約8台)
◇歩行時間=約1時間25分(往路=45分/復路=40分)

香春岳は、五木寛之の『青春の門・筑豊編』でつとに有名。筑豊のシンボル的な名山です。一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳の三峰から成る全山石灰岩の山で、一ノ岳は石灰の採掘によって半分ほどの高さになりましたが、二ノ岳、三ノ岳のそそり立つ山姿は今なお偉容を誇り、どこから眺めてもよく目立ちます。
 現在登れるのは三ノ岳のみで、登山口は五徳峠にあります。ルートは岩登りコースとファミリーコースの二つ。前者は、石灰の露岩帯を登る上級者向けの道、前者は子ども連れでもOKです。山に慣れていない人はファミリーコースを歩きましょう。途中に間歩(まぶ)と呼ばれる古い時代に銅を掘った跡がや戦国期の「人枡(ひとます)などの土塁も見られます。
 山頂部の植生は豊かで、春から秋にかけて珍しい植物も見られます。展望もよく、小倉方面や香春町の街並みを眼下に収めることができます。

https://www.crossroadfukuoka.jp/event/?mode=detail&id=400000007691&isSpot=1

牛斬山

福岡県田川郡

牛斬山 のイメージ

牛斬山(うしきりやま) 580m

◇主要登山口=長光新道登山口(駐車スペース約8台) 
◇歩行時間=2時間50分(往路=1時間/復路=1時間50分)

 牛斬山は、南北に連なる福智山系の南端のピークで、五徳峠を挟んで香春岳の西側に位置しています。福智山系を遠望するとき、お椀を伏せたような丸っこい山容はよく目立ちます。珍しい山名は「手切城」は変化したまたは「薄霧山」に由来するともいわれています。
 登山道は複数ありますが、おすすめは円陣の滝公園のそばにある長光新道登山口を基点に反時計回りで周回するルート。往路で円陣の滝を眺め、復路は福智山系の稜線を南進して下ります。なお、長光新道は林道や古い作業道が入り組んでいます。道迷いしないよう黄色い道標を確認しながら歩きましょう。
 山頂直下までは樹林の中の道をたどり、それを抜けると頭上が開け、さわやかな草原の切り分け道になります。山頂からの展望は雄大の一言。目の前には香春岳のほか筑豊盆地を取り巻く山々を眺めることができます。

赤牟田ノ辻

福岡県北九州市

赤牟田ノ辻のイメージ

赤牟田ノ辻(あかむたのつじ) 759m

◇主要登山口=後入道登山口/JR採銅所駅

◇歩行時間=約3時間50分(往路=2時間10分/復路=1時間40分)*時計回りの場合

南北に連なる福智山系の稜線上の標高点ピークが赤牟田ノ辻で、北に焼立山、南に山犬ノ峠、牛斬山が控えています。草原状の山頂は、高度感があって展望抜群。頂に立ったという満足感が得られます。

 後入道(ごにゅうどう)登山口から周回できます。ただし、登山口駐車場までの車道が狭いため、運転に自信のない人はJR採銅所駅から里山の風景を眺めながらのんびり歩くといいでしょう。

 山頂と鮎返新道分岐の間に急坂の難所があります。急な下りに自信のない人は、後入道登山口〜こもれび渓谷口〜鮎返新道分岐と時計回りで歩きましょう。半時計回りの場合はこもれび渓谷口から右を取り、満干(みちひ)越、金満山を経て山頂へ至ります。いずれにしてもアップダウンのある足に自信のある人の周回ルートで、歩き応えがあります。

金満山

福岡県北九州市

金満山のイメージ

金満山(きんまんさん) 526m

◇主要登山口=後入道登山口/JR採銅所駅

◇歩行時間=2時間20分(往路=1時間20分/復路=1時間)

 赤牟田ノ辻から東へ延びる尾根は、香春町と北九州市を分ける境界です。金満山はその尾根上のピークで、四等三角点があります。ルート的には、後入道登山口、もしくはR採銅所駅をスタートし、金満山を経て赤牟田ノ辻へ足を延ばすのが一般的ですが、往復登山でも十分楽しめます。

 というのも、歩き始めのこもれび渓谷をはじめ、満干(みちひ)越、絹糸ノ滝、石灰の露岩帯など見どころが多数あるからです。特筆すべきは、山頂周辺に落葉樹が多いこと。例年11月の初旬から中旬ごろ、近辺では珍しい絶品の紅葉を楽しめます。

 さらには、境界尾根は英彦山の秋の峰入り道に当たり、両貝権現(りょうかいごんげん)と呼ばれるかつての修行の跡も残っています。ただし、修験の道だけにけっこうきつい上りがあります。初めての場合は、山頂までの往復をおすすめします。 
                                                                                                            岩登りコースはその名の通り、岩を登る難易度の高いコ―スです。 ファミリーコースは歩道もきちんと整備され、お子さんや初心者にもおすすめの比較的なだらかな傾斜のコースです。 

新城

福岡県北九州市

新城   のイメージ

新城(しんじょう)403m
 
◇主要登山口=後入道登山口/JR採銅所駅

◇歩行時間=約1時間50分(往路=1時間/復路=50分)

香春町は、昔も今も交通の要衝です。古代には大宰府官道が走り、戦国時代には戦略上の要として重要視されていました。そのため、周辺の山々にはいくつもの山城が築かれた歴史があります。金満山の東に位置する新城もその一つといわれ、往時を偲ぶ面影をわずかにどとめています。

 ルートは、後入道登山口から鮎返川に沿って歩き、こもれび渓谷口から境界尾根に出る登山道が分かりやすく、おすすめです。後入道登山口の手前に新城登山口がありますが、ここからの上りは直登でとても急。上級者向けの道と考えるほうがいいでしょう。
 
こもれび渓谷口から沢を渡り、境界尾根に出た地点がこもれび分かれ。ここで右を取り、自然林の中を歩くと新城分かれに出合います。直進は茶臼山へ。新城山頂は右を取って数分のところです。城跡から東へ約50m進んでいくと見晴らしの良い展望台があり、おすすめです。

茶臼山

福岡県北九州市

茶臼山のイメージ

茶臼山(ちゃうすやま) 408m

◇主要登山口=後入道登山口/JR採銅所駅

◇歩行時間=約2時間40分(往路=1時間25分/復路=1時間15分)

 新城の北にあるピークが茶臼山です。新城同様、戦国時代の山城の跡といわれています。ルートも新城分かれまでは新城と同じです。要所には黄色い道標が立っており、これに従えば迷うところはありません。

 ルート的には、後入道登山口、もしくはJR採銅所駅からこの2座にまとめて登るのが一般的です。
 新城分かれで直進し、北へ緩いアップダウンを繰り返すこと20分ほどで九電の61番鉄塔に出合います。その途中に鋭角に尖った竜ヶ鼻(たつがはな)を望む場所があります。
 
鉄塔からさらに北へたどり、いったん下って登り返したところが茶臼山の山頂です。
展望は樹間に小倉南区方面をわずかに望む程度ですが、境界尾根には自然林の森が残っており、深山の雰囲気を味わえます。秋の紅葉も期待できます。

ここから北九州市の方へ、北に向かうと少年山、東へ向かうと金辺峠へ行けますが、復路は新城に立ち寄ったあと、往路を戻りましょう。