ふちゅうさんぽ 北コース(特典なし)

安芸郡

ふちゅうさんぽ 北コース(特典なし)のイメージ

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下岡田官衙遺跡

広島県安芸郡府中町

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下岡田官衙遺跡は、奈良時代(8世紀中ごろ)、国により設置された瓦葺礎石建物2棟を中心とした「安芸駅家(あきのうまや)」の可能性が高い施設です。「駅家」は、都と地方を結ぶ駅路沿いに設置され、公務で旅行する役人などに移動のための馬や食事、宿泊を提供する「人馬中継施設」として役割を担っていました。

上岡田古墳

広島県安芸郡府中町

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古墳時代には町内にも古墳が造られていました。この上岡田古墳には横穴式石室の一部が残っており、保存整備がされています。

道隆寺

広島県安芸郡

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広島県重要文化財。平安様式の木造で、ヒノキ材の寄木造。1201年(建仁元年)に造られたことが胎内に記されていました。本堂内に安置してあり、普段は公開されていません。

石井城跡

広島県安芸郡

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鎌倉~南北朝時代にかけて田所氏一族の石井氏が住んでいたという城跡。現在、住宅街の一画となっていますが、山頂部に大正天皇から没後約600年経って正五位を追贈された石井七郎末忠の碑が建立されています。

鵜上寺

広島県安芸郡

鵜上寺のイメージ

曹洞宗の寺院で、現在は町内会集会所としても使われています。南西の荒廃地は白雲亭という庭園跡で、江戸時代の文人である頼春水(頼山陽の父)が頼山陽と一緒にこの庭園に訪れ、詩を詠んでいます。「鵜上寺」というのは、昔このあたりは海に近く海鵜がこの台地に住み着いていたことによるといわれています。

今出川清水

広島県安芸郡

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現在は飲用不可だが、1985年(昭和60年)に環境庁(当時)の全国名水100選に選ばれた湧水(わきみず)。古くから生活用水として使用され、祠の下は飲み水、次の囲いは食材の洗い水、最後は洗濯用と分かれています。

田所明神社

広島県安芸郡

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安芸国の国庁(古代の役所)があった場所。1690年(元禄3年)に田所氏が国庁神社(厳島遥拝所)を石井城からこの地に移し、その後、他の神社と合祀され1916年(大正5年)に田所明神社として建立されました。現在も田所氏の末裔が居住し、中世の田畑の状況などを記録した広島県重要文化財「田所文書」を伝えています。

多家神社

広島県安芸郡

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宮島の厳島神社、廿日市の速谷神社と並び、府中の多家神社は安芸国の三社として国の中で最も大切な宮とされてきました。しかし、江戸時代に多家神社の所在が、現在の総社跡か松崎八幡宮跡かで争いが生じたため、両社を廃社したうえ、1873年(明治6年)に現在の場所へ新たに多家神社が造られました。宝蔵(神輿蔵)は広島城内から移築されたもので、広島城内の建物の現存例として貴重であり、広島県重要文化財に指定されています。全国的にも珍しい四角の木材(あぜ子)を組み合わせて造られた校倉造で、江戸時代初め頃のものです。