鉄道開業150年「鉄道遺産&トリビア巡りスタンプラリー」

さいたま市

※本ツアーは終了しました。

鉄道開業150年「鉄道遺産&トリビア巡りスタンプラリー」のイメージ

JR東日本では、鉄道のまちとして知られる大宮を中心に「鉄道遺産」や「鉄道トリビア」をテーマとした、鉄道開業150年「鉄道遺産&トリビア巡りスタンプラリー」を開催します。
開催期間を2期に分け、各期間内に対象の5駅のスタンプを集めて、賞品引換箇所にてお買い物をしていただくと、オリジナルマスクケースをプレゼント!
さらに、全10駅をコンプリートすると、抽選で185系や205系の鉄道遺産グッズなどの賞品が当たります!

意外と身近にある鉄道遺産や鉄道トリビアを探しに出かけませんか?みなさまに知っていただきたいスポットの画像や解説をSpotTourのアプリで掲載しています。
ぜひ現地まで訪れて鉄道の魅力に触れてみてください!!

※アプリ内でスタンプを取得しても賞品のご用意はございません。
※アプリの使用にかかる通信費用はお客さま負担となります。

主催/JR東日本大宮支社
企画・主催/㈱ジェイアール東日本企画
制作・監修/㈱交通新聞社

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「78483」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

【川口駅】蒸気機関車をモチーフにした駅名板

埼玉県川口市

【川口駅】蒸気機関車をモチーフにした駅名板のイメージ

京浜東北線川口駅の駅舎に設置された駅名板のモチーフになっているのは、明治15(1882)年9月から始まった日本鉄道株式会社の第一区線(現在の高崎線)の敷設工事で大活躍したイギリス製の蒸気機関車。一般的には「善光号」と呼ばれているが、これは荒川を運ばれてきた蒸気機関車が川口市の善光寺付近で陸揚げされたことに由来するもの。埼玉県の鉄道建設史に大きな足跡を残すとともに、鉄道関係者だけではなく埼玉県民にも親しまれていた。なお、昭和34(1959)年10月14日に鉄道記念物に指定されている。かつては東京神田の交通博物館にあったが、閉館後はさいたま市の鉄道博物館に保存・展示されている。

【川口駅】サッポロビール工場の専用線跡

埼玉県川口市

【川口駅】サッポロビール工場の専用線跡のイメージ

京浜東北線の電車が川口駅から大宮方面に走り、右手のアリオ川口を過ぎると、すぐに頭上を跨ぐ線路がある。現在は湘南新宿ラインの電車が走る東北本線貨物線と、日本麦酒鉱泉東京工場(後のサッポロビール川口工場)を結ぶ専用線として建設されたもの。同工場から出荷されるビールを満載した貨物列車が運行されていた。昭和61(1986)年に貨物列車によるビール輸送が廃止され、さらに平成15(2003)年にはビール工場が閉鎖され、現在の「アリオ川口」となった。なお、専用線は保守用車が駐機する保線基地となり、今も保守用車は専用線を使用している。

【蕨駅】日本車輌製造(株)東京支店蕨工場への引き込み線跡

埼玉県蕨市

【蕨駅】日本車輌製造(株)東京支店蕨工場への引き込み線跡のイメージ

蕨駅北側にあるUR芝園団地(川口市)は、鉄道車両を製造している日本車輌製造(株)東京支店の蕨工場の跡地。この工場では東海道新幹線の試作車両1000形A編成や、世界初の高速鉄道車両である新幹線電車(後に0系と呼ばれる)の量産車が製造されていた。蕨駅から日本車両の工場の間には専用線が敷設され、この専用線を経由して多くの鉄道車両が各地へと輸送された。なお、現在も専用線の一部や橋桁が残されており、工場から新型鉄道車両が送られた往時を偲ぶことができる。

【北浦和駅】武蔵野線の地下トンネル

埼玉県さいたま市

【北浦和駅】武蔵野線の地下トンネルのイメージ

東京外環貨物線として建設された武蔵野線には、貨物列車の運行ルートに合わせた支線が設置されている。武蔵野線と東北本線大宮方面を結ぶルートは、北朝霞駅方面からの列車が西浦和駅から分岐する支線と、南浦和駅方面からの列車が武蔵浦和駅から分岐する支線が中浦和駅付近で合流。市街地や北浦和公園の下をトンネルでくぐり抜け、与野駅~北浦和駅間で東北本線に合流する。本来は貨物専用線であったが、定期列車の「むさしの号」や「しもうさ号」をはじめ、武蔵野線と東北本線を通過する臨時列車のルートとなっている。

【さいたま新都心駅】大宮操車場の記念碑

埼玉県さいたま市

【さいたま新都心駅】大宮操車場の記念碑のイメージ

昭和2(1927)年8月に貨物を扱う大宮操車場が開設された。昭和36(1961)年2月には貨物取扱業務と操車場業務を担う大宮操駅が開設され、大宮エリアの鉄道貨物輸送の拠点となった。しかし、鉄道貨物輸送方式の転換により、昭和59(1984)年2月に操車場機能を停止、昭和61(1986)年11月には貨物駅も廃止となった。現在のさいたま新都心は旧大宮操車場跡地を利用して開発されたもので、この歴史を後世に伝えるために大宮機関区配置の蒸気機関車9636号機の勇姿と上空から見た操車場の写真がプレートに刻まれた記念碑が設置されている。

【新三郷駅】ショッピングモールに残る「夢空間」車両

埼玉県三郷市

【新三郷駅】ショッピングモールに残る「夢空間」車両のイメージ

JR東日本が寝台列車による新しい旅のスタイルを提案するため、平成元(1989)年に製造した3両の豪華客車が「夢空間」車両。最後部に連結する食堂車のダイニングカー、喫茶や飲酒を楽しむためのラウンジカー、個室寝台のデラックススリーパーの3両の車両で構成され、上野~札幌間の寝台特急「夢空間北斗星」をはじめ、豪華な旅を演出する臨時寝台特急列車に使用されていた。平成20(2008)年に引退後、ラウンジカーのオハフ25 901とダイニングカーのオシ25 901の2両が「ららぽーと新三郷」に保存展示されている。

【吉川美南駅】武蔵野操車場跡地のモニュメント

埼玉県吉川市

【吉川美南駅】武蔵野操車場跡地のモニュメントのイメージ

昭和49(1974)年10月1日、武蔵野線の吉川駅と三郷駅の間に誕生したのが、全長5.2キロ、敷地面積約105万㎡という日本最大の武蔵野操車場。そして操車場跡地の一部にあたる吉川美南駅近くの美南2丁目公園には、武蔵野操車場に関連するモニュメントが設置されており、公園中央にある小さな丘とレールは、ハンプと呼ばれる貨車を組み替えるための丘をイメージしたもの。
また、昭和60(1985)年3月14日に開業した新三郷駅は、操車場を挟んで上下線が設置されたため、上下線のホームが360m離れており、当時ギネス世界記録に「世界一ホームが離れている駅」として掲載された。

【東川口駅】北斗星車両を使用した「ベーカリーレストラン グランシャリオ」

埼玉県川口市

【東川口駅】北斗星車両を使用した「ベーカリーレストラン グランシャリオ」のイメージ

★この画面の提示でランチ100円引★
(2022年4月15日(金)~5月15日(日)限定の特典です)

昭和63年(1988)年3月13日の青函トンネル開業に合わせ、上野~札幌間を結ぶ豪華寝台特急「北斗星」が誕生。優雅にフランス料理コースを楽しめる食堂車として連結されたのが、サシ481・489形電車から改造されたスシ24形500番台の食堂車。平成27(2015)年8月22日の引退後、平成28(2016)年春に川口市戸塚の「ピュアビレッジ」にスシ24 504が搬入され、「ベーカリーレストラン グランシャリオ」(北斗星の食堂車の愛称)として復活した。また、クラウドファンディングにより全国から多数の支援が集まり、2022年3月に外装の改修工事が完了。外観・内装ともに『現役時代そのまま』にこだわったブルートレインでの食事が楽しめる。店舗の最新情報は公式Twitter、Facebookで。
〈Twitter〉
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【東川口駅】埼玉高速鉄道(SR)開通記念オブジェ

埼玉県川口市

【東川口駅】埼玉高速鉄道(SR)開通記念オブジェのイメージ

東京都北区の赤羽岩淵駅から東川口駅を経由して埼玉県さいたま市の浦和美園駅に至る第三セクターの埼玉高速鉄道(SR)が、平成13(2001)年3月28日に開通したのを記念し、川口市が東川口駅北口広場に設置した開通記念オブジェ。地下鉄建設時に使用したシールドマシンのカッターヘッドがデザインされた珍しいもので、カッターヘッド内に埼玉高速鉄道の2000系電車が描かれている。なお、終点の浦和美園駅は埼玉スタジアムの最寄り駅であることから「埼玉スタジアム線(埼スタ線)」の愛称が付けられている。

【北朝霞駅】河川に架かる在来線で日本一長い荒川橋梁

埼玉県さいたま市

【北朝霞駅】河川に架かる在来線で日本一長い荒川橋梁のイメージ

武蔵野線の西浦和駅~北朝霞駅間にある武蔵野線の荒川橋梁は、河川に架かる在来線の橋梁としては日本一の長さ(1,290m)を誇っている。昭和45(1970)年の竣工当時は、東海道新幹線の三島駅~静岡駅間の富士川橋梁(1,373m)に次ぐ日本第2位の長さであった。ちなみに日本一は東北新幹線の一ノ関駅~水沢江刺駅間にある第1北上川橋梁(3,868m)、在来線の海上に架かる橋では関西空港線のりんくうタウン駅~関西空港駅間にある関西国際空港連絡橋(3,750m)となる。
(写真提供=PIXTA)

【北戸田駅】日本一高いといわれる高架駅

埼玉県蕨市

【北戸田駅】日本一高いといわれる高架駅のイメージ

2022年現在、埼京線の北戸田駅は地上からホームまでの高さが日本一高い高架駅といわれる。地上からホームまでの高さは20.46mで、一般的なビルでいうと6階の高さに相当し、改札からホームまでの階段数は実に126段もある。このような高い高架橋になったのは、埼京線が北戸田駅の武蔵浦和駅寄りにある高架の東京外環自動車道を跨ぐことを見越して、東京外環自動車道の開通前に埼京線が建設されたためである。

【南古谷駅】川越線開業当時の駅舎

埼玉県川越市

【南古谷駅】川越線開業当時の駅舎のイメージ

川越線は、昭和9(1934)年に東京駅を経由せずに、東北本線と中央本線・東海道本線を結ぶ軍事的なバイパス路線として計画され、昭和15(1940)年7月22日に大宮駅~高麗川駅間が開業。日中戦争の勃発などにより、軍事上必要不可欠な路線であったため、約6年の歳月でスピード建設された路線であった。日進駅や指扇駅、南古谷駅の3駅が同一デザインの駅舎となるなど、建設のスピードを優先した施行となっていたが現在、日進駅と指扇駅は新駅舎に建て替わっており、南古谷駅だけが建設当時の雰囲気を唯一残す駅舎となっている。

【川越駅】JR川越駅の1・2番線ホームの謎

埼玉県川越市

【川越駅】JR川越駅の1・2番線ホームの謎のイメージ

昭和15(1940)年7月22日、東武鉄道東上本線川越西町駅に並行して、国鉄川越線の川越駅が開業。東武鉄道が駅名を川越駅に改称するとともに国鉄から駅業務を受託した。国鉄分割民営化後も同じ改札口を使用する共同使用駅であったが、平成元(1989)年2月1日に橋上駅舎化され、東武とJRの改札口が分離された現在のスタイルとなった。川越駅の1・2番線は開業当初から東武鉄道が使用していたため、後から開業した川越線は続き番号となるホーム番線を使用。改札口が分離した現在もJRの川越駅には1・2番線ホームはなく、3~6番線ホームとなっている。

【大宮駅】山丸公園のC12形蒸気機関車

埼玉県さいたま市

【大宮駅】山丸公園のC12形蒸気機関車のイメージ

さいたま市大宮区役所庁舎に隣接する山丸公園には、鉄道の町として発展した大宮にふさわしい蒸気機関車が保存・展示されている。保存機は、昭和8(1933)年2月に日立製作所笠戸工場で製造された過熱蒸気式タンク機関車のC12形29号機で、横浜港の入換用として横浜機関区に配置。北海道の旭川機関区や釧路機関区で活躍後、昭和34(1959)年2月4日から川越線や、大宮工場の入換機として使用された。昭和44(1969)年の廃車後に山丸公園に移送されている。なお、園内には鉄道の重要性を早期に把握し、大宮に駅や鉄道工場などを誘致して発展の礎を築いた白井助七翁を顕彰する領徳碑がある。

【東大宮駅】大宮総合車両センター 東大宮センター

埼玉県さいたま市

【東大宮駅】大宮総合車両センター 東大宮センターのイメージ

「ヨン・サン・トオ」と呼ばれる昭和43(1968)年10月ダイヤ改正で東北本線や上信越線の特急列車が大増発となり、尾久客車区の車両収容能力が不足するため、昭和44(1969)年4月に尾久客車区東大宮派出所として新設された。当初は所属車両がなく他区所の車両検査を実施していたが、平成18(2006)年3月から特急車両が配置される区所となった。
※施設内の立入りは出来ません。

【蓮田駅】かつて武州鉄道が発着していた蓮田駅

埼玉県蓮田市

【蓮田駅】かつて武州鉄道が発着していた蓮田駅のイメージ

大正13(1924)年10月19日、武州鉄道の蓮田~岩槻間が開業した蓮田駅。同社は現在の川口市石神を経て蕨、さらに都心部への乗り入れを画策し、昭和11(1936)年12月に神根駅まで延伸開業したが、蓮田~岩槻~神根間の開業区間では利用者数が少なく、昭和13(1938)年8月22日に財政難により営業を休止した。東北本線の蓮田駅から東京都心部を目指した夢は実現できず、今では幻の鉄道となってしまった。

【蓮田駅】D51形の動輪と115系の車輪

埼玉県蓮田市

【蓮田駅】D51形の動輪と115系の車輪のイメージ

平成25(2013)年3月、蓮田駅西口駅前広場に「デゴイチ」の愛称で親しまれるD51形蒸気機関車484号機の第3動輪と、東北本線(宇都宮線)の普通電車で活躍した115系電車の車輪が保存・展示された。D51形484号機は昭和15(1940)年3月に鉄道省小倉工場で製造され、九州・山陽エリアで活躍した後は北海道に渡り、昭和51年1月に室蘭本線の追分機関区を最後に廃車となった。オレンジ色の緑色のツートンカラーの115系電車は、かつて上野駅発着の東北本線・高崎線の普通電車などで活躍した車両。動輪と車輪が並べて展示してあり、蒸気機関車と電車の車輪の大きさの違いが良くわかる。

鉄道博物館の屋外展示(プロムナード)

埼玉県さいたま市

鉄道博物館の屋外展示(プロムナード)のイメージ

★本館1階インフォメーションでこの画面を提示するとちょっぴりプレゼント★
(2022年4月15日(金)~5月15日(日)限定の特典です。入館券は事前に指定のコンビニエンスストアでお買い求めください。)
さいたま市大宮区にある鉄道博物館プロムナードには、D51形426号機の前頭部や、クハ167形修学旅行電車「なかよし」の前頭部モックアップ、103系のTR212形台車の分解展示、明治期の鉄道車両の輪軸、ドイツ国鉄01形蒸気機関車とD50形の動輪の展示などがあり、立ち寄るだけでも貴重な展示物を見ることができる。また、館内には国指定重要文化財の1号機関車をはじめとする41両の実物車両の展示や、日本の鉄道開業前夜からの歴史が分かる歴史ステーション、ミニ車両を運転できるミニ運転列車などがあり、鉄道を様々な視点から学べる博物館である。なお、現在入館する場合は、事前に指定のコンビニエンスストアで日時指定の「入館券」を購入しての利用となる。詳しくはHPで。