ちょこっと関西歴史たび 南京町デジタルスタンプラリー

兵庫県

※本ツアーは終了しました。

ちょこっと関西歴史たび 南京町デジタルスタンプラリーのイメージ

1868年に神戸港が開港され、多くの外国人が来神しました。当時の清国は日本と条約非締結国だったため、外国人居留地に住むことが難しく、その西側隣接する形で、人々のくらしを支えるマーケットをつくった場所が、現在の「南京町」のはじまりです。

横浜中華街、長崎新地中華街と共に、日本三大中華街の1つに数えられる「南京町」には、中国式建築物が整備されており、一歩足を踏み入れると、異国情緒あふれる街並みが広がります。また2022年2月1日と4日~6日には神戸市の地域無形民俗文化財に指定された、「南京町春節祭」も開催されます。
是非この機会に「南京町」を散策し、中国という異国の文化や歴史を楽しんでみてください。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「89088」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

長安門

兵庫県神戸市

長安門のイメージ

1985年に竣工された長安門。南京町の東の入り口にあり、中国河北省石家荘特産の大理石・漢白玉を使用しています。使用されている漢白玉は中国が海外へ輸出を許可した第一号のものだとか。漢白玉は、中国では財運など運気をアップし、邪気を払うパワーストーンとしても知られています。柱に施された龍の彫刻なども楽しみながら、パワーをもらってみては?

西安門

兵庫県神戸市

西安門のイメージ

西安門は阪神淡路震災後、10年の節目となる2005年に復興から飛躍のシンボルとして建て替えられました。「西安門」の東面には中国語で復興を意味する「光復」の額が掲げられています。中国で商業が最も栄えたとされる、約1000年前の北宋時代の門がモデルで、華やかなデザインが印象的です。

十二支像

兵庫県神戸市

十二支像のイメージ

1989年に南京町広場に設置された「十二支像」は13体あります。
中国に十二支像を発注したところ、「亥(イノシシ)」がうまく伝わらず、代わりにパンダ像が到着しました。
その後、1996年に「亥(イノシシ)」の像が設置され「13体の十二支像」となりました。
また十二支像がある南京町広場を中心に、2022年2月1日と4日~6日には「2022南京町春節祭」が開催されます。

旧暦で節句を祝う中国では、旧正月にあたる「春節」が、一年中で最高に盛り上がるおめでたい日。南京町では、中国色を生かした街づくりの一環として、中国の「春節」のお祝いをアレンジした「春節祭」を開催するようになりました。1997年には神戸市の地域無形民俗文化財に指定されています。春節祭では、様々な中国的な芸能が披露され、特に南京町広場での獅子舞の演技は圧巻です。

中国獅子像

兵庫県神戸市

中国獅子像のイメージ

南京町には、東、南、西には門がありますが、唯一北側には門がありません。その北の入り口を見守るのが、1988年に設置された大理石製の中国獅子像です。獅子は中国では招福と厄除けのシンボルとされています。
また、左右の獅子は同じに見えますが、実は足元にあるものと性別が違います。
毬(玉)を抱えているのが雄の像、子供の獅子がいるのが雌の像です。口の中には玉がはいっていて、なでると幸運が訪れる…と言われています。

神戸華僑歴史博物館

兵庫県神戸市

神戸華僑歴史博物館のイメージ

1979年に開館された博物館です。初代館長には神戸中華総商会会長の陳徳仁氏が就任し、長年にわたる個人コレクションに加え、華僑や市民の寄贈品を含めた多数の資料が収蔵・出展されました。その後、2003年に一般の人にも分かりやすいように展示を一新してリニューアルオープン。神戸開港以来の華僑に関する活動や文化を、記録写真や文献、書画、美術品、生活用具などの貴重な資料で展示しています。国際貿易都市・神戸の発展に大きな役割を果たした華僑たちの、一般ではあまり知ることのない世界を垣間みることができます。

【施設情報】
〇入館料:大人300円、学生(中学生以上)200円、小学生以下無料
〇開館日:水曜日、木曜日、金曜日、土曜日(祝祭日を除く)