見野古墳群を中心とした古墳めぐり【歩いてひめじ】

兵庫県

見野古墳群を中心とした古墳めぐり【歩いてひめじ】のイメージ

姫路市四郷には、天井石が5mもある「姫路の石舞台」を擁する「見野古墳群」をはじめ、80以上の古墳が点在し、刀剣や鉄製の矢じりなど様々な埋蔵品が出土されています。古墳には一つひとつに物語があります。歴史に寄り添った古墳めぐりを楽しみましょう。道中は整備されていない所もあるので足元を確認しながら散策を。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「40778」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

埋蔵文化財センター

兵庫県姫路市

埋蔵文化財センターのイメージ

埋蔵文化財センターは、姫路市の歴史遺産である埋蔵文化財を整理・調査・研究、展示・公開し、収蔵するための拠点施設です。センターは、金垂飾付耳飾や初期須恵器など渡来系遺物を良好に残した宮山古墳に接しています。自然豊かな環境とも相まって、歴史を学ぶ場として相応しい環境となっています。

宮山古墳

兵庫県姫路市

宮山古墳のイメージ

宮山古墳は、尾根の突端に築造された直径約30メートル、高さ約2メートルの大形円墳で、3基の竪穴式石室が存在していました。北にある第1主体は盗掘されていましたが、南にある第2主体からは垂飾付耳飾1対、爬竜鏡・玉類や多量の鉄製品などが出土しました。さらに、その下から第3主体が発見され、木棺内からは画文帯神獣鏡、垂飾付耳飾1対、各種玉類などが、棺外からも葬送儀礼に用いた埋納品の類が出土されました。

阿保古墳群東地区

兵庫県姫路市

阿保古墳群東地区のイメージ

麻生山と仁寿山の間の谷間に、古墳時代後期からの終末期にかけての横を持つ古墳が点在しています。阿保古墳群は阿保の百穴とも呼ばれており東地区の古墳は鳥居が設置され保存されています。
※スタンプは建て看板から半径300mの範囲で獲得できます。

阿保古墳群西地区

兵庫県姫路市

阿保古墳群西地区のイメージ

麻生山と仁寿山の間の谷間に、古墳時代後期からの終末期にかけての横を持つ古墳が点在しています。阿保古墳群は阿保の百穴とも呼ばれており西地区は生い茂った林の中にひっそりと古墳跡が確認できます。
※スタンプは建て看板から半径300mの範囲で獲得できます。

見野の郷交流館

兵庫県姫路市

見野の郷交流館のイメージ

姫路市立見野総合センター(愛称:見野の郷交流館)は昭和50年に開設し、地域の課題や文化向上のために取り組んでいます。常設展示コーナーでは、見野古墳群の紹介と調査・発掘成果を展示しています。

見野古墳群

兵庫県姫路市

見野古墳群のイメージ

見野古墳群は、市川下流域、麻生山の尾根東麓に築かれた古墳時代後期、7世紀代の群集墳です。墳丘が消滅や変形したり、横穴式石室自体が崩壊または埋没しているものもありますが、見野廃寺との関連が想定される遺構であると推定されています。なかでも6号墳は一つの墳丘に二つの横穴式石室をもつ希有なものであり、10号墳は明日香の石舞台古墳を連想させる巨石を使用した横穴式石室として古くから姫路の石舞台として知られた古墳です。