姫路城中濠と門跡めぐり

兵庫県

※本ツアーは終了しました。

姫路城中濠と門跡めぐりのイメージ

姫路駅はかつての外濠があった場所です。つまり、姫路駅から天守閣までのいまの町並はすべて「城内」でした。そのエリアを門跡をめぐって歩いてみませんか?

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「60599」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

中ノ門跡

兵庫県姫路市

中ノ門跡のイメージ

中ノ門は、飾磨津門から城内に入る正門で大手門と記す古地図もあります。伝承によれば中ノ門は外門と内門からなる枡形門でその偉容は西国街道を行き来する旅人を威圧したといいます。(案内板あり)

国道二号線

兵庫県姫路市

国道二号線のイメージ

現在の国道二号線は中濠を埋めて建設されました。昭和のはじめには、まだ濠があり蓮の花が美しかったと伝えられ、石垣沿いには国道二号線竣工の碑も立っています。ちなみに国道沿いに打たれた石垣は近年のもので、中濠沿いでは門の付近にしか石垣はなく、本来は土塁が掻かれていました。

中ノ門の石垣

兵庫県姫路市

中ノ門の石垣のイメージ

中ノ門の石垣は大正時代のはじめの濠の埋め立ての際に取り壊され、現在はほんの一部しか残っていません。しかしその概容から江戸時代、ここにそびえたっていた巨大な櫓門の姿を想像することができます。ちなみに歩道上に埋められた黒い鉄平石は、後の調査によって発掘された石垣の跡を示しています。

鵰(くまたか)門跡

兵庫県姫路市

鵰(くまたか)門跡のイメージ

鵰門はめずらしい枡形門といわれる形状で、中曲輪に設けられた十一門のうちもっとも遺構が残っており、往時の姿を想像することができます。
石垣の上にはかつて櫓門がそびえ立ち、外門を越えて攻め込む敵を狙いすましていたことでしょう。外門を破り勢いづいた敵もこの櫓門に侵入を阻まれ、三方から打ち込まれる矢玉になす術はありませんでした。

埋(うずみ)門跡

兵庫県姫路市

埋(うずみ)門跡のイメージ

埋門も小型の枡形門で、石垣上に築かれた二層の櫓が特徴。西から川や壕を越えた敵に備えています。この門は姫路城の裏鬼門にあたることから平時は閉じられたままで、「埋門」の名も今は埋められた門であると鬼を偽る狙いがあったといいます。

車門跡

兵庫県姫路市

車門跡のイメージ

車門は西国街道に面し、ここから建築資材などを運び入れたことからこの名があるといい、またこの門には船場川から直接、船を入れるための扉も備えられていたようです。
西国街道に面していることから最も敵の攻撃を受けやすい門で戦闘時には門前の木橋を落とし守りを固めたものと思われます。門の形状も二重の枡形を有するめずらしいものです。

合坂(あいさか)

兵庫県姫路市

合坂(あいさか)のイメージ

石垣につけられた階段を城郭では「坂」と称し、石垣に設けられた石段を「合坂」といいます。その近くには狭い「雁木」と呼ばれる石段もあります。

千姫の小径

兵庫県姫路市

千姫の小径のイメージ

車門の内側から北へのびる小径は「千姫の小径」と名付けられ、地元の人たちの朝の散歩コースで、春には隠れた桜の名所となります。
ここからは、めずらしい排水溝の遺構を見ることができます。城郭建築で大切なのは雨水や生活用水の処理で、こうした遺構に江戸時代の人々の智恵を垣間見ることができます。
※スタンプは千姫像から半径50mの範囲で獲得できます。