古市古墳群と埴輪の聖地めぐりコース

大阪府

※本ツアーは終了しました。

古市古墳群と埴輪の聖地めぐりコースのイメージ

【参加賞あり!抽選で特産品も当たる!】
令和初!大阪初!の世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」。古市エリアに属する古市古墳群は、大阪府の東南部、藤井寺市から羽曳野市にかけて東西4km、南北4kmの範囲に分布する古墳群です。4世紀後半、それまでは盆地で築造されていた大王墓が、河内平野に造営されるようになりました。巨大な前方後円墳の応神天皇陵古墳から、1辺10mにも満たない小型の方墳まで少なくとも130基の古墳が6世紀中ごろまで造られます。古墳が築造されていた頃、古市エリアには、埴輪を作っていた技術者集団の一族である土師氏の本拠地がありました。そのため、古墳からはさまざまな形象埴輪や円筒埴輪が出土しています。スタンプラリーのコース中でも、随所に古市古墳や埴輪を感じることができます。中でも、藤井寺市にある津堂城山古墳から出土した3体の「最古・最大・最カワイイ水鳥埴輪」(アイセルシュラホールにて展示)や、羽曳野市の誉田白鳥埴輪製作遺跡では、古市古墳群に埴輪を供給していた、埴輪作成の現場である埴輪窯の遺跡を見ることができます。
『古市古墳群と埴輪の聖地めぐりコース』。羽曳野市のスポットは、白鳥陵古墳・誉田白鳥埴輪製作遺跡・応神天皇陵古墳。藤井寺市のスポットは、道明寺天満宮・アイセルシュラホール・仲哀天皇陵古墳です。古市古墳群で最大の大きさで、墳丘長約425メートル、後円部直径250メートル、高さ35メートル、前方部幅300メートル、高さ36メートル、百舌鳥古墳群の仁徳陵古墳(大仙古墳)に次いで2番目の大きさを誇る応神天皇陵古墳や、土師氏の子孫である菅原道真を祀る道明寺天満宮も見どころです。ぜひ、古市古墳群と埴輪を感じながら巡る『古市古墳群と埴輪の聖地めぐりコース』をお楽しみください!!

※ツアー達成者には先着順で参加賞があります。詳細は「コース」→「特典」ページにてご覧ください。

<注意事項>
・マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など、感染防止対策のうえご参加ください。
・歩きスマホは大変危険です。アプリを操作する際は、必ず立ち止まってご利用ください。
・スタンプが取得できているか確認できるまでに時間を要する場合があります。
・参加者のケガや他に与えた傷害等については、主催者は一切の責任を負いません。
・交通ルールやゴミは持ち帰るなど、マナーを守って楽しみましょう。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「71941」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

白鳥陵古墳

大阪府羽曳野市

白鳥陵古墳のイメージ

羽曳野市のほぼ中央、羽曳野丘陵から東に延びる中位段丘上に築かれた古墳時代中期の大型前方後円墳です。現在宮内庁によって白鳥陵古墳に治定(じじょう)されています。
墳丘規模は墳丘長200メートル、後円部直径106メートル、前方部幅165メートルを測ります。前方部の幅が後円部の直径を上回ること、高さは前方部が3メートル高いなどの特徴があります。くびれ部北側には造出しをもち、周りには幅30メートルから50メートルの周濠が巡っています。現在周濠に水を湛えており静寂な雰囲気を醸(かも)しだしています。
日本書紀などによると「日本武尊は遠征の帰り道、伊勢の能褒野(のぼの)で亡くなり白鳥となって大和琴弾原(ことひきはら)を経由して古市に飛来し、また埴生野の空を向かって羽を曳くように飛び去った」と伝えられ、本市の名前の由来となっている古墳です。
※スタンプの獲得場所は「白鳥陵古墳沿い竹内街道上ウォーキングトレイル看板」です。

▼住所
大阪府羽曳野市軽里3丁目

▼アクセス
近鉄南大阪線「古市駅」下車、西へ90m、白鳥交差点を左折、80m先を右折、600m直進

誉田白鳥埴輪製作遺跡

大阪府羽曳野市

誉田白鳥埴輪製作遺跡のイメージ

昭和44年(1969)国道170 号線改修工事の際に、低位段丘の北側斜面に埴輪窯が見つかり、大阪府教育委員会によって発掘調査が行われました。調査によって窖窯9基が確認されました。その後の調査でも2基の窯が発見され、総数11基が発見されました。

この埴輪窯は古市古墳群に埴輪を供給した重要な遺跡と考えられることから、昭和48年(1973)6月2日に国の史跡に指定されました。

平成3年(1991)には、本市教育委員会による窯跡北部分の調査で、灰原と埴輪を作るために粘土を採取したと見られる土坑を確認しました。灰原からは円筒埴輪や形象埴輪(家・盾・衣蓋(きぬがさ)・靱(ゆぎ)・馬・水鳥)など、5世紀後半から6世紀前半を中心とした遺物が出土しました。

▼住所
大阪府羽曳野市誉田3丁目

▼アクセス
近鉄南大阪線「古市駅」下車、西へ90m白鳥交差点を右折(旧170号線に入る)、250m先白鳥北交差点を横断後左折、250m直進

応神天皇陵古墳

大阪府羽曳野市

応神天皇陵古墳のイメージ

古市古墳群最大の前方後円墳で、墳丘長約425メートル、後円部直径250メートル、高さ35メートル、前方部幅300メートル、高さ36メートルを測ります。百舌鳥古墳群の仁徳陵古墳(大仙古墳)に次いで2番目の大きさを誇ります。また、古墳を築造したときに使用した土の量は約143万立法メートルにものぼり、大仙古墳を上回っています。墳丘は三段に積み重ねられ、斜面は一面に石が 葺(ふ)かれています。テラスと呼ばれる平坦な部分には推定2万本に及ぶ円筒埴輪が立て並べられていたと考えられます。5世紀前半頃の築造と考えられています。

墳丘のまわりには二重の周濠(しゅうごう)が巡りますが、東側では先に造られた二ツ塚古墳を避けて少しいびつな形になっています。出土遺物には、円筒埴輪や盾・靫(ゆぎ)・家・水鳥などの形象埴輪の他に、蓋形の木製品やクジラ・タコなどの土製品あります。
※スタンプの獲得場所は「応神天皇陵古墳外濠外堤の案内看板」です。

▼住所
大阪府羽曳野市誉田3・5・6丁目

▼アクセス
近鉄南大阪線「古市駅」下車、西へ90m白鳥交差点を右折(旧170号線に入る)、250m先白鳥北交差点を横断後左折、1,100m直進

道明寺天満宮

大阪府藤井寺市

道明寺天満宮のイメージ

道明寺天満宮はもともと埴輪を作っていた一族である土師氏の氏神として成立し、のちに土師氏の子孫でつながりの深い菅原道真を祭神に加え天満宮となった。宝物館には国宝である伝菅公遺品をはじめとして多くの貴重な文化財が所蔵されている。梅の名所としても有名で、毎年2月~3月上旬には梅まつりが開催される。また、土師氏ゆかりの神社ということもあり、埴輪を焼くための窯のレプリカをみられたり、はにわのおみくじがあったりする。

▼住所
大阪府藤井寺市道明寺1-16-40

▼アクセス
近鉄南大阪線「道明寺」駅から徒歩3分
西名阪自動車道・藤井寺ICから車で5分

アイセルシュラホール

大阪府藤井寺市

アイセルシュラホールのイメージ

船形埴輪と古墳を造るときに使った木ゾリ「しゅら」をモチーフにしたユニークな外観の施設。館内では、重要文化財の水鳥形埴輪(最大・最古・最カワイイ♡)や市内出土品、遣唐留学生『井真成』の墓誌のレプリカなどが展示されている。

▼住所
大阪府藤井寺市藤井寺3丁目1-20

▼アクセス
近鉄南大阪線「藤井寺」駅より南に徒歩700m

藤井寺市観光案内所「ゆめぷらざ」

大阪府藤井寺市

藤井寺市観光案内所「ゆめぷらざ」のイメージ

【当コースの参加賞引換所はこちら】
藤井寺の物産の販売や歴史文化情報の発信を行っています。観光パンフレットをはじめ、市内イベント情報、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」のウォーキングマップなどを置いています。トイレや、「赤ちゃんの駅」としておむつ交換台や授乳スペースもあり、休憩スポットとしてもご利用いただけます。

▼住所
大阪府藤井寺市藤井寺1丁目3-11

▼アクセス
近鉄南大阪線「藤井寺」駅より南に200m