思わぬ景色と歴史に出会う!銀座の端の橋めぐり

中央区

思わぬ景色と歴史に出会う!銀座の端の橋めぐりのイメージ

「銀座」の端がすべて橋で囲まれているということを知っていますか。
いつもの銀座の街を、違った角度で見ると思わぬ歴史や発見がみつかります。知ればきっと銀座を見る目が変わるはず。
さぁ一緒に、古くて新しい銀座を楽しく歩いてまいりましょう!

・所要時間:1時間半~2.5時間程度
・距離:8キロ程度、平坦な道が続く
・おすすめ:どなたでも。

※紹介サイトでは音声や文章でも解説しています。
https://shinodahiroe.com/diary/15253/
※時代によって橋の数や名前は変わりますが、今回は痕跡を確認できる橋のみをピックアップし巡ります。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「97737」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

有楽町駅前広場

東京都千代田区

有楽町駅前広場のイメージ

どこからでもスタートできますが、JR有楽町駅前広場からのスタート&ゴールは始めやすくておススメです。
地下入り口には南町奉行所跡が。地下には江戸時代の水道管である木樋(もくひ)もあります。チェックしてみてください。

数寄屋橋の碑

東京都千代田区

数寄屋橋の碑のイメージ

中央区立数寄屋橋公園にある数寄屋橋の石碑。幅四間、長さ三間(一間は1.8メートル)の橋が架かっていたそう。公園には岡本太郎氏の「若い時計台」があり”明るい未来”の文字が印象的。これ以外にも数寄屋橋近辺には、数寄屋橋門跡や銀座の恋の物語の碑もあるため、交差点近辺を歩いて見つけるのもおもしろい。

山下橋

東京都千代田区

山下橋のイメージ

山下橋架橋下に、山下門跡の説明版が設置されている

新幸橋

東京都港区

新幸橋のイメージ

現在は石碑が残るのみ。当時この橋を建設するに至り尽力された会社の名も刻まれている。

土橋

東京都港区

土橋のイメージ

土でできていたから土橋。交差点や東京高速道路のインターチェンジの名として残っている。右手に行けば新橋(港区)となる。近くの銀座ナインは中央区と港区の境界線にあたり”住所のない”土地というのは、境界線マニアの間では有名な話。まさに銀座の”端”にあたる銀座ナインについては、当ルート紹介サイトの音声が役立ちます。

https://shinodahiroe.com/diary/15253/
音声名:97 住所がない!?バーチャル江戸まち歩き銀座の橋②

難波橋

東京都港区

難波橋のイメージ

難波橋から新橋に続く御門通りにある「芝口御門跡」の石碑。江戸時代の銀座の様子を知ることができる。

新橋

東京都中央区

新橋のイメージ

現在の銀座中央通り、銀座の”端”を押さえる橋。対になるのは「京橋」この2つは銀座の橋でもメインといえ、江戸時代の橋の跡として親柱が残されている。

蓬莱橋

東京都中央区

蓬莱橋のイメージ

交差点の名に蓬莱橋の名が残る。この先の汐先橋の間には、日本初の鉄道で使われていた「鉄道踏切信号機」がある。

汐先橋

東京都中央区

汐先橋のイメージ

手前の「日本最古の鉄道跡」を過ぎた先にあるのが汐先橋の名の残る大きな交差点。江戸時代は汐留川、築地川が隅田川に合流する地点で、向かいは濱御殿(現・浜離宮恩寵公園)であった。

新尾張橋

東京都中央区

新尾張橋のイメージ

江戸時代にあった「尾張橋」は今よりも下流にあったが、現在の位置に新尾張橋として架け替えられた。橋の名前は尾張徳川家の築地下屋敷があったことからつけられたもの。

千代橋

東京都中央区

千代橋のイメージ

千代橋(せんだいばし)と読む。関東大震災後からの復興時に架けられたためモダンなデザインの橋となっている

采女橋

東京都中央区

采女橋のイメージ

采女橋(うぬめばし)と読む。采女橋公園には小さいながらも様々な植物や木々が植えられている癒しスポット

万年橋

東京都中央区

万年橋のイメージ

数寄屋橋と対になる銀座でも大きな橋のひとつ。向こうは築地・勝どきエリアで交通量も多い。歌舞伎座と築地をつなぐ道で名店と呼ばれる店も点在する橋

祝橋

東京都中央区

祝橋のイメージ

公園があり、一服できる橋

亀井橋

東京都中央区

亀井橋のイメージ

三吉橋のひとつ手前の橋。

三吉橋

東京都中央区

三吉橋のイメージ

水運のために築地川と楓川と結ぶ水路が開削され「築地川・楓川連絡運河」が作られた際、三叉の形となった所に架けられたのが三吉橋。三又になっており、橋の手前には三島由紀夫の「橋づくし」にも登場していることが描かれている。

新富橋

東京都中央区

新富橋のイメージ

三吉橋同様、築地川・楓川連絡運河にかかっていた橋。江戸時代は付近は武家屋敷であった。橋の向こうは新富町一帯

新金橋

東京都中央区

新金橋のイメージ

首都高の京橋入り口がある新金橋。三吉橋、新富橋と同様に、築地川・楓川連絡運河にかかっていた橋

京橋

東京都中央区

京橋のイメージ

新橋と対になる橋。日本橋とほぼ同時期に初めて架けられたと伝えられる歴史のある橋。京橋よりには「京橋大根河岸青物市場跡の碑」というここが青果市場だった歴史を刻む石碑もある。

紺屋橋

東京都中央区

紺屋橋のイメージ

橋の名前は近くの公園にひっそり残っている。

城辺橋

東京都中央区

城辺橋のイメージ

東京駅の八重洲口に向かう交差点にその名が残っている。ここから有楽橋までは、いくつもの地方アンテナショップがあるのでより道が楽しい。

有楽橋

東京都中央区

有楽橋のイメージ

有楽橋の名残は交差点の名に残っている。右手に向かえばJR有楽町駅に戻ることができる。